ATerコラム

2025.01.29

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熱の伝わり方

今日は熱の伝わり方(伝熱)について説明します。伝熱には「伝導」「対流」「輻射(ふくしゃ)」の三種類があります。「伝導」は、物体内部や物体どうしの境界を熱が伝わる現象です。例えば熱い物体を持った時に熱いと感じるのは、伝導による伝熱のためです。物体から手に熱が伝導することで、熱いと感じます。「対流」は、鍋の水を沸かすのが例で、火で温められた水が鍋の中を移動することによって鍋の水全体に熱が伝わる現象です。輻射は、太陽の熱が地球に届く事によって熱が伝わる様な現象です。この輻射は、低温であっても熱を持つ物体からは常に生じています。熱に関する設計を行う際に見落としがちなので、注意が必要です。