2025.02.06
MS Planner、Power Autmate、Power BIを活用したタスク管理の効率化
今日はMicrosoft Plannerの情報をPower Automateで集約し、Power BIで直感的に把握しやすくするアプローチについて話したいと思います。
Microsoft Plannerは、Microsoft 365の一部として提供されるタスク管理ツールです。これを使用すると、チームのタスクやプロジェクトを簡単に整理し、進捗を追跡することができます。
私がとても重宝しているのは、ボード機能です。カンバン形式でタスクのステータス(未着手、進行中、完了)を一覧で分かりやすく表示できます。
一方、少し使い勝手として改善したいと考えているのが(2025年2月時点)、Teamsに追加したPlannerのタブからタスクを確認する場合の一覧性です。
タスクの管理はプロジェクトごと(Teamsのチャネル毎)に設定することが多いのですが、プロジェクトを跨いで、且つ自分にアサインされていないタスクなどをもまとめて、一覧表示はされません。
この場合、お勧めしたいのがPower AutomateとPower BIの活用です。
Power Automateで以下のような作業を自動化することができます。
- 各サブチームのタスクを取得(適宜フィルターして必要なものだけにする)
- 取得したタスクの項目(タイトル、期限、達成率など)をDataverseのテーブルに格納する
- 予め、テーブルをもつタスク情報格納用のDataverseファイルを作成しておきます
- サブチーム毎に取得する場合は、テーブルにはサブチーム名の列も用意しておき、サブチーム名の固定文字列を設定すると良いでしょう
- テーブルの内容をPower BIに取り込む
詳細な設定方法は別投稿に譲りますが、こうした工夫でプロジェクトの可視化が進化する可能性があります。